あなたに「理想の彼女」が現れない本当の理由とは?

男性なら一度は考えたことがあるはず…
「もし、こんな彼女がいればな…」と。
いわゆる「理想の彼女」と呼ばれるものですね。

しかし、この「理想の彼女」…
残念ながら、あなたの前に現れない理由があるのです。




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「理想の彼女」が現れない本当の理由とは?



人にはキャラクターというものがありますよね?
例えば小学校の頃にクラスにいた「わんぱく坊主」や「ガリ勉くん」なども、実は立派なキャラクターなのです。

言ってしまえば、この世の中はまさにキャラクターだらけ…
つまり、あなた自身も1つのキャラクターなのです。

そのキャラクターはどうやってでき上がるのでしょうか?…
ガリ勉キャラであれば、自分が必死で勉強しなくてはいけない理由があったり、勉強をしているのが当たり前の環境で育ってきたりしたから、いつのまにか勉強量が多くなり、クラスの中でガリ勉キャラとして知られるようになってきた。
つまり、内容があって、その後に個性の輪郭ができあがるわけです。

しかし、これが逆だったとしたらどうでしょうか?
たとえば勉強が嫌いなのに、「おまえはガリ勉キャラだから、1日10時間は勉強しろ」と言われたら…
いわば、キャラクターのゴリ押しです。
自分が求めていないもの、望んではいないことを求められ、そのためにストイックな努力をしようとすると、苦しくなって当然です。

さて、恋愛における「ありがちな過ち」の1つに「女性を理想化してしまう」ことがありますが、実はこれもキャラクターのゴリ押しの1つなのです。

理想の女性像を持つことは、もちろん悪いことではありません。
しかし、自分の中で夢を膨らませて楽しむ程度にしておくなら構いませんが、現実の恋愛にこの理想像を持ち込んでしまうのは考えものです。
なぜなら、相手を苦しませることになってしまうからです。

女性だって男性の理想化をすることはあります。
しかし、女性は現実目線で物事を考える特徴があるため、理想像はあっても現実と混同させない冷静さも兼ね備えています。
女性は男性ほど、「異性の理想像」が恋愛関係の邪魔をしないのです。

男性は女性に理想像を求められても、それほど自分を曲げたり、無理をして変化させたりすることはありません。
「ま、オレはオレだし」と、簡単に居直ってしまうことが多いかと思います。
女性はそのことをよく理解しているので、自分の理想を男性に押し付けたり、枠にはめたりすることはまずありません。

ところが多くの女性は、男性から理想化されてしまうと、男性の理想を崩したくない、応えてあげようと考えるところがあります。
明らかにキャラクターが違っているのに、相手の理想を叶えようと努力してくれることも少なくありません。

しかし、考えてみてください…
女性が無理やり自分のキャラクターを変えようとするなどとてもかわいそうなことだと思いませんか?

男性は得てして、天使のようになんでも受け入れてくれるような女性を求めます。
しかし、そんな女性は誰1人として、世の中にはいません。

みんな、普通の人間です。
それなのに「天使のような女性像」をゴリ押しすると、女性は非常に大きな心の負担を感じることになり、その負担がストレスとなって蓄積されてしまいます。
このことを理解しておかないと、せっかく手に入れかけた幸せも、だんだんと遠退いていくことになりかねないでしょう。

まず、男性が肝に銘じておかなくてはいけないのが、自分の理想に彼女を当てはめないこと…
自分の理想を100%叶えてくれる女性と出会うことはまず奇跡であり、そんなことはありえないと考えておきましょう。
自分の理想の女性と付き合うのは、自分の頭の中だけなのです。

目の前にいる彼女は、年上であれ年下であれ、あなたと出会うまでに様々な経験をしてきました…
1人の人間として成長してくる中、あなたの知らない苦労や幸せを感じ、今に至っているのです。

そうした経験をもとに、彼女は彼女なりの価値観や考え方を持つようになりました。
そしてあなたはその彼女を見て好意を抱いたから、「もっとこの人を知りたい」と願ったから、付き合いたいと考えました。

あなたがその彼女に今、惹かれているのであれば、彼女のいったいどこを変える必要があるのでしょうか?…
理想像を無理やり押し付けるということは、場合によっては相手の女性の人生、人間性そのものを否定するということになりかねません。
そんな権限は誰にもないのです。

相手がどんな人なのか、どんな道を歩んできたのか、1ページ1ページアルバムをめくるかのように、相手の女性に新しい発見を重ねていく…
そのことによって、彼女との関係はより濃密なものになっていきます。
むしろその方が、彼女との付き合いの中で深い幸せを感じることができるはずです。

好かれた彼女の方もその姿を見て、きっと感動を覚えてくれるでしょう。
「私のことを知ろうとしてくれている」…
そんなふうに悟ってくれ、「自分を出してもいいんだ。自分の理解者がここに現れようとしているんだ」とうれしくなるはずです。

相手のことき知れば知るほど、思っていた以上にステキな女性であることがだんだんとわかってきたりします。
恋愛においては自分の理想像をプロジェクターで投影するように相手を見るのではなく、新作映画を観るかのように興味を持って相手を見ることです。

こういう気持ちで好きな女性と付き合えば、あなたが考える女性の理想像にとらわれて「思っていた女性と違っていた」などと考えることもなくなるでしょう。




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