勉強するために一人の時間を持つことは、不安をともなうことでもあります…
若いときは特にそうですが、「群れていれば安心、孤独は不安」という人が大多数でしょう。
しかし、プロフェッショナルビジネスマンになるためには、逆に「群れることに不安を、孤独に安心」を求めたいものです。
なぜなら、人は誰でもとがっている部分(個性)があるのですが、毎日同じ人とランチを食べるとか、いつも同じメンバーとだけ一緒にいるとか、同質な集まりにずっと浸っていると、少しずつ尖った個性が削れていき、その属性の平均値に近づいていくからです。
しかし入社したばかりのころは、自分で自分の時間をつくれる裁量があるわけではないですし、同じ顔ぶれと朝から晩まで一緒ということも多いでしょう。
そんなとき、あえて一人になろうとすると、「情報が入ってこなくなるかも」とか 「社内で浮いてしまうんじゃないか」と不安になるかもしれません。
しかし、浮いていようが、つき合いが悪いと思われようが、何も実害はありません…
それに「どんなときも常に孤独であれ」ということではないので、つき合うときはつき合えばいいのです。
「情報が回ってこないかもしれない」という恐れに対しても、そんなことはないはずです。
たとえば、テレビを捨てたとしましょう。
けれども、テレビで流れている情報は、何らかのかたちで絶対に入ってきます。
それが、自分に必要な情報だということです。
それに上司からすれば、必要な情報を与えないで仕事をさせるような危ないことはできません。
加えて、群れていることで入ってくる情報など、所詮は「〇〇さんはどこかに異動になるらしいよ」などという、いわゆる赤ちょうちん的な話…
たいした情報ではないでしょうし、正式な発表があれば明らかになることです。
一人の時間を愛おしく思いましょう。
どうせ群れるなら、多くの異なるグループと接点を持つことをエッジの効いたビジネスマン心がけた方が良いでしょう。
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