世の中には、大きく分けて、仕事が出来る人、できない人と呼ばれる人たちがいます。
その人たちの違いは一体何なのか?
もちろん向き、不向き、能力、努力、性格など様々な要因がありますが、仕事が出来ると言われている人たちは基本に最も大切にしている事があります。
それは「体力」です。
いくら能力があって、いい仕事をしたいと思っている人でも、体が健康で体力がなければ、何もできません。
いい仕事をする前に一度、体力の重要性について考えて見ませんか?
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いい仕事をする上で最も大切なこととは?
試合前のアスリートは、モチベーションを上げるために音楽を聴いたり、パワーを十分に引き出すために体のエネルギーを燃焼させる食事を摂ったりと、本番直前まで「準備」を徹底します。
ビジネスパーソンである私たちも、アスリートと同じくらいの覚悟でもって、万全の態勢を整えてから仕事に臨むべきでしょう。
睡眠不足で朝からウトウトしている。
前日までの疲れが抜けず朝からクタクタになっている。
こんな状況に身に覚えがある人は、要注意です。
裁判で負けなしのある弁護士がいます。
キャリアも長く、たいていの案件は過去に似たような経験があり、すでにそれなりの準備ができているにもかかわらず、彼はすべての裁判において、法廷が開かれる前の晩まで徹底した準備をします。
案件についてはどんなに些細な疑問も残すことなく、1から10まで調べあげ、事細かに確認し直します。
相手の出方、こちらの弱点などあらゆる可能性を探し出し、一つ残らず解決策を準備する。
これだけのことをやったのだから、どんな方向から話が降ってこようが怖いものなど何もない____。
徹底的に準備することで、「自信」が自然と生まれてくるのです。
自信があるからこそ、法廷でもつねに平常心で、悠然としていられます。
ありとあらゆる質問に、淀みなく、答えることができます。
だから彼は、負け知らずの弁護士なのです。
最後まで徹底的に相手をさせられる会社のスタッフは悲鳴をあげることになりますが、毎回ちゃんと見事に勝つので文句などいいようもないのです。
さて、ビジネスパーソンであるあなたには、仕事に対する「自信」があるでしょうか。
あなたが新入社員であれば、まだまだ不安ばかりかもしれません。
しかし、ある程度の経験を積めば、仕事に対する自信は自然と身についていくものです。
むしろあなたが失っているのは、「体力」「気力」ではないでしょうか?
たとえ能力に秀でている人でも、体力と気力が充実していなければ、本来の力を発揮できません。
どんな天才も、二日も徹夜すれば頭の働きは凡人レベルになるでしょう。
三九度の熱を出せば凡人以下かもしれません。
忘れてならないのは、会社はあなたの「能力」に対して給料を払っているということです。
つまり、「睡眠不足で集中できない」「飲みすぎで頭が働かない」「疲れがたまっていて能率が上がらない」などという言い訳をすることは、ビジネスパ
ーソンとして許されないことなのです。
「給料をもらう資格はありません」と自白しているようなものです。
あなたの「能力」を支える「体力」と「気力」は、あなた自身が責任を持って準備しておかねばなりません。
基本は、寝ることです。
いい朝が迎えられる人は、体も心も「いい仕事」をするための準備がきちんと整っています。
過不足なく必要な分だけしっかり寝て、すっきり目覚める。
この習慣が身についている人は、自分の能力を思う存分発揮し、確実に伸びていける人です。
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