人気ミュージシャンのライブや、大好きな俳優が出るお芝居…
発売開始と同時に「チケットぴあ」や「ローソンチケット」で申し込み、見事に抽選をくぐり抜け座席をゲットしたあなた。
しかし、コンビニで発券したチケットを、もし紛失してしまったら…
あなたはどうしますか?
ローソンチケットの販売規約の第3条(紛失・盗難)にはこう記されています。
「チケットはいかなる場合(紛失・盗難・破損等)においても再発行致しません」と。
この条文どおり、チケット会社に連絡していくら事情を説明しても、まず取り合ってもらえません。
では、泣く泣くあきらめるしかないのでしょうか?…
いえ、まだ手はあるのです。
コンサートやイベントなら運営会社、芝居なら劇団など、その公演の主催元に直接コンタクトを取りましょう。
主催者はチケットの販売ページに必ず記載されています。
伝えるべきことは「何月何日何時の公演を、どこのチケットサイトでいつ購入したが、紛失してしまったので“発券証明の発行許可”が欲しい」という内容です。
ここで問答無用に断られた場合はあきらめるよりないのですが…
もし、許可が下りれば、その旨をチケット会社に連絡、発券証明が発行できるネットプリントの番号を教えてもらい、有効期限内にコンビニで発券証明を印刷し、当日会場の受付に提出します。
これで該当の席が空いていれば入場が可能になるのですが、万が一、(偶然チケットを拾ったような)人が座っていたらアウト…
また、入場可能となっても、同額のチケット代を再請求されるケースもあるので注意が必要です。
では、同じチケットでも新幹線の切符を紛失した場合はどうなのでしょうか?
こちらも、原則いかなる事情があろうとも入場は認められず、同じ区間・列車・設備の切符を再購入しなければなりません。
ただし、1年以内に紛失した切符が見つかった場合は、再購入切符の代金が払い戻されます。
ちなみに、この払い戻しには特例があります。
利用者が、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)発着の指定席(グリーン席を含む)をJR駅窓口でクレジットカードで購入し、列車内や改札内で紛失した場合は、切符を再購入するのは同じなのですが、紛失した切符が見つからなかったとしても、JR東海・西日本で、その切符が他で利用されていないことが確認できれば、払い戻しが受けられるのです。
そのため万が一に備え、新幹線の切符は現金ではなくカードで購入するのが賢明だと言えるでしょう。
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